簡単でおしゃれに出来ました。ランドセルラックのDIY!!

作品紹介

我が家の学習環境の惨状

 

部屋で勉強しない子供の為に作ったリビング用学習机、
主に小学生の3人が使用しているわけですが
物置状態になってしまってます。
収納が抽斗だけで片付ける場所が少ないから仕方がないです。
ランドセルラックを用意して机の上が使用できるようになる予定です。

こんなランドセルラックになりました。


4人分作るとなると大変です。 2つ置けるものまず作りました。

概要

①大きさ 幅638mm✖️奥行406mm高さ910mm
②棚は3段(上段・ランドセル/中段・抽斗と道具置場/下段・教科書等)
①メインの素材はパイン集成材18mm、あとベニヤ板とSPF材
②仕上げは水性塗料(ターナーミルクペイント)ブライワックス
③結構な重量になるので100均のキャスターで楽に移動が
出来るようにしました。
また、スライドレールが余っていましたので
抽斗に使用しました。

材料と使用道具

必要部材リスト


(1)18mmパイン集成材
①910mm✖️400mm    2枚(側板)
②600mm✖️400mm       3枚(棚板)
③330mm✖️395mm       1枚(下段中央仕切り)
(2)5.5mmベニヤ
①900mm✖️636mm    1枚(背板)
(3)1×4(SPF)
①350mm           2本(抽斗 側板)
②574.5mm           2本(抽斗 前後)
③598mm          1本(抽斗 飾板)
(4)4.0mmベニヤ
①564mm×368mm  1枚
(5)1×6(SPF)
①300mm                     4本(下段 本立て)
(6)スライドレール
350mm                      1組
(7)細軸コーススレッド
長さ35mmと25mm   適宜
(8)塗料など
ターナーミルクペイント、ブライワックス、木工ボンド

使用した工具類

①尺がねとスコヤ・コンベックス
②電動ドリルドライバ&インパクトドライバ
③ドリルの先端工具類
④のこぎり
⑤サンダー
⑥ジグソー
⑦トリマ
⑧クランプ

購入品

18mmパイン集成材 910✖️1820   1枚
(ホームセンターでカット済)
5.5mmベニヤ    900✖️900   1枚
1×4(SPF) 1820          2本
1×6(SPF) 910           1本
合計 6605円
他、必要材料は余っているものを利用しました。
材料全てを購入しても1万円はかからないくらいです。

 

作り方

組み立て前の作業

①罫書き
組み立ての為、目安の線を引きます。
地味な作業で手を抜いてしまいがちですが、
重要な作業です。
②下穴開け
あらかじめビスをを打つ場所に下穴を開けて置くと
後の作業が楽になります。割れの防止にも効果があります。
(組み立てに支障が出るので下段と中段の高さが仕切りの高さと合っているか
注意しておくといいでしょう。
③見栄えを良くする為に、単純ですが曲線部分を設けますので切り出していきます。

組み立て

①側板に底板を取り付ける。
底板に取り付ける中央の仕切りと本立て用のしきりは
背面(後ろ側)に面を合わせて下側からビス止めする。
②棚板の中段と上段を墨線に合わせて取り付ける。
③背板以外の取り付けが終わったら外からの棚板や
仕切り位置がわかるように目印をつけておくと
背板をビス止めする時に失敗がなくなります。
④背板を取り付ける。
背板は内側になる部分は事前に塗装を済ませておきました。
(ターナーミルクペイントのブルーと白を好みに合わせて調合)
ビスを打ち込む時に材料がずれてしまうことがあるので
クランプで固定しながら組み立てることをお勧めします。
誰かに持ってもらうのもいいでしょう。

⑤抽斗の組み立てと取り付け
底板は溝を彫ってはめ込むようにしました。
トリマーで4mmの溝を彫りました。
(下からビス留めでも問題ありません。)
スライドレールを使用しましたので、その分の幅を考慮して
引き出しサイズを調整する必要がありました。
(棚受けを設ける方法が簡単です。)
抽斗にも1✖️4材を使用しましたが、少し無骨な感じになってしまいました。
桐や杉板、15mm位までの合板で作った方がいいと思いました。

⑦仕上げ(サンディングと塗装)
サンドペーパーは240番を使用しました。
私は、この番手で十分だと思っています。
木目に沿って磨いていきましょう。
本体の仕上げは、ワックス仕上げを選択しました。
使い古しのタオルで大胆に塗り広げていきます。
おおざっぱでもそれなりの仕上がりになるのが
このワックスのいいところですが
組み立て前に全て塗っておくべきでした。
細かいところ奥まったところをを塗るのに面倒でした。

キャスターを取り付けて完成です。

まとめ

必要なパーツはそれほど多くはありませんので
凝ったことを盛り込まなければ誰でも簡単に出来ると思います。

木材のカットはホームセンターのサービスを利用すれば
作業の大半を終わらせることができます。

工具もレンタルが可能ですが

①差し金、コンベックス(メジャー)、スコヤの測定工具類
②のこぎり、サンダー、ハンマー(トンカチ)
③クランプ(ありすぎて困ることはないです)
④電動ドリルドライバ

これくらいは徐々に揃えておくと、何か作りたくなった場合困らないでしょう。

集成材を使用したので全てSPFで仕上げるよりは少しコストアップになりますが
手間とコストを比較しての選択です。
大きめの作品には、大変重宝する材料です。
自己評価になりますがリーズナブルなフラッシュ構造の既製品と比べても
かかった金額的には同等か少し安めで、質感は上に仕上がったと思います。

無垢の板で作った作品は味がありいいものですね。
簡単ですが、ランドセルラックの製作の様子を紹介させていただきました。
自分で作ってみたいと思われている方の参考になれば幸いです。

 

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