以前DIYで作成したダストボックスの手直しをしました。

作品紹介

 

半年ほど前に作ったものですが不具合が出始めましたので
原因を推測し対策をしてみました。

作品の概要

使用した木材

1✖️4 (SPF材)
1✖️2 (SPF材)
杉の荒材
ベニヤ
100均の蝶番などの金具です。

大きさなど

幅 340 奥行 295 高さ 919
1✖️4をビスケットジョイントで接ぎ合わせて
幅広の板を作り、それを組み合わせて箱の形にして作っています。

不具合について

不具合の詳細

抽斗が引っ掛かり上手くスライドしない。

これ以上閉まらない           これ以上開かない

扉を留めるフックが掛かり難くなってきた。
扉と床が干渉してフローリングに傷がつく。


よく見ると、板に反りや歪みが出ていました。
下側は5mmほど外に広がるように板が反っていました。

手直し内容

①抽斗の左右を少しサンディングし滑らかにする
②ワンバイ材で枠を2つ作り抽斗の受けと、下側の広っている部分の
補強にする。
③反った扉を矯正し反りどめをつける

手直し作業

ゴミの投入口の枠と扉の取り外し。
既存の補強などを取り外していきます。

 

抽斗と箱の内側をサンディングしていきます。

 

躯体の矯正のため、補強の枠を作って取り付け。

 

キャスターの取付け

 

扉の補強

 

投入口の再製作
ついでに端材で投入口を作りなおしました。
見た目を良くするため額縁のように45°でカットして枠を作成

塗装 塗り残していた部分と新しく追加した所を
ブライワックスで仕上げます。色はジャコビアンです。


最後に扉と投入口の取り付けて完成です。

まとめ

抽斗はうまく出し入れ出来るようになりましたが
扉の反りは少し残ったままです。
使用には支障がなくなったのでよしとします。
片方が固定されていない板は歪み、反りが出ることを想定して
作る必要があります。
大きな板は要所要所に補強を入れた方がいいです。
作った際、その構造から歪みが出ることが予想できてましたので
あらかじめ補強を入れておくべきでした。

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